2005年10月13日

《サクリファイス》と私(3)

【おさらい】
■【10/03】《サクリファイス》と私(2):デッキレシピを掲載
■【09/28】《サクリファイス》と私:デッキを作るうえでベースとなるカードの紹介

【一流のサクリデッキ】
一線で活躍されているプレイヤが作ったサクリデッキを紹介します。
サクリファイス考察 by 遊戯王萌えるモン★ズ(遊介さん)

こちらはアタッカーとして《サイバー・ドラゴン》、手札消費のカバー・生贄要員として優秀な《黒蠍−棘のミーネ》を採用した、比較的ビートダウンに近いサクリデッキです。
キロスさんのブログにも紹介されましたので、その強さは本物でしょう。
優良記事の紹介(7) by My Body as A Shield(キロスさん)

ワシのへっぽこサクリデッキより良く出来ていますので、ぜひご一読いただきたいと思います。
というわけで、大変僭越ではありますが、遊介さんのサクリデッキをちょっと考察してみましょう。


【重複したカード】
モンスタ(7種10枚)
 《魔導戦士 ブレイカー》
 《同族感染ウィルス》
 《聖なる魔術師》
 《月読命》
 《マンジュ・ゴッド》
 《サクリファイス》
 《クリッター》
魔法(6種6枚)
 《大嵐》
 《早すぎた埋葬》
 《光の護封剣》
 《月の書》
 《強欲な壺》
 《強奪》
 《スケープ・ゴート》
 《サイクロン》
 《イリュージョンの儀式》
(2種2枚)
 《死のデッキ破壊ウイルス》
 《リビングデッドの呼び声》

どのカードも、《サクリファイス》の特性を最大限に活かすとともに、サクリデッキならずともすべてのデッキに必須なカードばかりですね。
特筆すべきは《死のデッキ破壊ウイルス》がキーカードになっていることでしょう。
遊介さんも仰ってますが、生贄には事欠きません。
とくに、裏守備モンスタを吸収したサクリを生贄に《死のデッキ破壊ウイルス》発動なんて場面もあったりします。
また、吸収してアタッカに化けたサクリの吸収モンスタをサイクなんかで破壊された後、相手が強力なモンスタを召喚して攻撃を仕掛けてきたときに無防備なサクリを生贄に発動、なんていう場合は痛快だったりします。


【ワシのサクリデッキに採用していないカード考察】

《黒蠍−棘のミーネ》
これは死デッキとの相性抜群ですね。
かつて「ミーネウィルス」というデッキコンセプトとして存在し、果敢に《混沌帝龍 −終焉の使者−》に立ち向かった由緒あるカードです。
手札補充の機能がどれくらい発揮されるのか検証する価値アリですね。

《異次元の女戦士》
《増援》を採用しているため、その選択肢としてあるべきカードですね。
万能な除去能力を持ってますし、光属性で《カオス・ソーサラー》要員にもなります。
が、基本的には墓地に行かないモンスタですのでまぁ、そちらは期待できないかな。
ワシが採用していない理由は、除去はサクリにさせたいし、《クリッター》の候補は基本的に《マンジュ・ゴッド》か《お注射天使リリー》だからです。

《ならず者傭兵部隊》
召喚に成功すれば、1:1でモン除去を果たせる、有能な除去カードです。
ワシが採用していない理由は、前述同様、除去はサクリにさせたいし、貴重なモンスタを自ら墓地に落とすのは忍びないからです。
ワシの方は基本的に守備型のデッキですから、積極的に他の手段で相手モンを除去するよりは、フィールドにとどめて展開力を抑制したい、と考えています。

《サイバー・ドラゴン》
フィールドのアドを簡単に取り返せる、次期制限候補筆頭のカードですね。
もちろん採用になんら疑問も批判もありません。
ワシが採用していない理由は、単純にリアルで持ってる3枚はすべてガチデッキに投入されているため、サクリデッキに回す資産が無いからです。
序盤にフィールドを制さないとサクリデッキは防戦一方となってしまいます。
サクリデッキの大きな弱点が克服できる優良カードです。

《カオス・ソーサラー》
かつてサクリデッキは《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》との相性抜群でした。
《マンジュ・ゴッド》が光、《サクリファイス》が闇ということで、簡単に墓地に光と闇が揃うからです。
したがって、同じ条件で召喚するこのカードが相性悪いわけありません。
大往生なされたサクリ様を、死してなお活躍させる大変優良カードです。
ワシが採用していない理由は、《契約の履行》を採用しているのと、かつて《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》は自己規制しており、その名残からです。

《増援》
《イリュージョンの儀式》はモンスタを生贄にするため、手札にモンがなくなることもしばしば。
そんな時この《増援》は大変重宝するカードです。
一応圧縮にもなるし、発動さえ許されれば決して損のない、事故要素のない優秀なカードです。
ワシが採用していない理由は、戦士族のモンスタを1枚も採用していないからです。

《ブラック・ホール》
敵味方問わず、フィールド上のモンスタをすべて墓地に送る現環境最大規模の除去カードです。
遊介さんのデッキは基本的にビートダウンですから、当然必須だと思います。
ワシが採用していない理由は、《ならず者傭兵部隊》のところでも書いたとおり、積極除去はせず、むしろ《レベル制限B地区》《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》で相手フィールドで燻らせる戦略を採っているからです。
これは《激流葬》も同様の理由です。

《炸裂装甲》
《聖なるバリア−ミラーフォース−》に代わる攻撃トリガーの除去カードです。
このカードはサクリデッキの天敵でもあります。
苦労して召喚したサクリが瞬殺されるのは何とも言えない虚無感があります。
しかし、このカードを味方につけたらこれは心強いサポートカードとなりえます。
サクリが吸収したモンスタを除去された場合、あまりに無防備で自分にとって危険なカードに成り果てます。
弱点を補強する有能なカードです。
ワシが採用していない理由は、再三書いているとおり除去は基本的にサクリの仕事、攻撃は基本的にさせない戦術だからです。
《人造人間−サイコ・ショッカー》を採用しているのもこのカードを採用していない理由のひとつです。


【チューンについて】
遊介さんは、そのサクリデッキをチューンする案としていくつかカードを挙げられています。
ワシのサクリデッキではそれらのカードがすべて採用されていました…。

《契約の履行》
ワシは、このカードを採用してサクリセットを各2枚にしました。

《非常食》
《契約の履行》とあわせて事故要素と仰っています。
なるほど、確かにそうかもしれません。
とくに初手や序盤で《契約の履行》がくると結構めげます。
しかし、この2枚のシナジーは侮れませんし、このカードは事故カードをLP1000に変えてくれるカードであります。
それ以上に、ワシがこのカードを採用する最大の理由は、サクリの吸収効果を再利用するためです。
ビートダウンに入れるには確かにネガティブですので、コンセプト次第だと思います。

《レベル制限B地区》《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》
上記《非常食》との相性も悪くはない(破壊されないにこしたことない)し、サクリが☆1というのが最大のポイント。
サクリデッキ最大の弱点「手札事故」に見舞われたとき、時間を稼いでくれる有能なカードたちであります。
こちらもコンセプト次第ですね。


【終わりに】
勝手に人様のデッキを考察してしまいましたが、決して批判しているのではなく、むしろ敬意を表してるわけです。
《黒蠍−棘のミーネ》は思いついたのに採用しなかった理由はなんだったのか全く覚えておりませんし(思い出させてくれて感謝)、コンセプト次第でこうも様相が変わるもんなんだなぁ、と改めてサクリデッキの魅力を痛感しているわけです。
ワシのブログごときを読んでいる人は少ないですから、ぜひ遊介さんのサクリデッキの記事を機に儀式デッキの面白さが全国に広がって欲しい、と思う今日この頃です。



posted by skip at 21:57| Comment(4) | TrackBack(1) | 遊戯王OCG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リンク貼らせて頂きました。
お気に入りにストックはしていたのですが、諸事情により昨日更新することができませんでした。

前の出来事を見れば分かるようにデュエルを絶った自分ではデッキの良し悪しは正直分かりません^^
強いて言えばいかに細かく考察していて、実践で調整しているか、でしょうか。
こちらはデッキを紹介する時はできるだけ同じジャンルの物を二つ以上同時に紹介したいと思っています。

また、記事が二つ以上に分かれるのは量が多いという事で全然OKですが、今回のように最後の記事に分かれた記事のリンクを貼っていただけると助かります。
Posted by キロス at 2005年10月14日 18:50
コメント&リンクありがとうございます。
お忙しいのに本当にお疲れ様です。
キロスさんの「優良記事の紹介」はリンクされると本当に嬉しいです。
前回のCGIに関する記事のときも、本当に嬉しかったですよ。

ワシのサクリデッキは、2004年5月に公認大会でデビューを果たした、かれこれ1年半以上実践で調整しているデッキです。
そういう意味では、キロスさんの基準を満たせているのかもしれませんね、一安心です。

いよいよ受験も正念場だと思います。
もう15年以上も前の話なのでアドバイスなんか到底出来ませんが、悔いを残さないよう、遊戯やブログ同様に全力で取り組んでくださいね。
Posted by skip at 2005年10月14日 20:11
はじめまして♪
実はサクリデッキを作る際
skipさんの『《サクリファイス》と私』を見ながら作ったんですよぉ。
だからチューンについては全く一緒で当然なのです(笑)

私のはミーネの攻撃をいかに当てるか、なのでサクリ以外の除去が多いんですよね。

(B地区バインド)ロックに対しての対策が特にないので対戦したら、ほぼ私のが負けるでしょうね。
Posted by 遊介 at 2005年10月14日 22:38
遊介さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

なんと、ワシの記事を参考に作ったんですか!?
それはマジで嬉しいです、ありがとうございます。
《黒蠍−棘のミーネ》は☆4がネックで採用してないわけですが、相性は良いと思います。
通常の除去カードに加えてサクリの除去効果で期待できますよね。
ぜひ、実際にデッキを組んで回してみてください。

>ほぼ私のが負けるでしょうね。
展開次第だと思いますよ。
ワシの方はハマれば強いですけど、そこまで展開するには運の要素が必要なんです。
Posted by skip at 2005年10月15日 21:28
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